2013年度

【原状回復】 訴訟提起

集団訴訟提起!

[2013/3/11]


3月11日集団訴訟提起記者会見

 私たちは、原発事故から2年を迎える3月11日、集団訴訟を提起しました。

 事故が起こるまでは、国や東電は安全神話を振りまいてきました。しかし、今回の事故によって放出された多量の放射性物質は、風に乗って福島県内のみならず県境を越え、多くの場所を汚染し、広い地域住民に避難生活や将来の健康被害への不安を強いています。

 住んでいた地域、家族構成、年齢、職業など、様々な事情によって被害者の被害は一人一人異なります。しかし、これらの被害は全て、今回の事故による放射性物質汚染がその根源となっているのです。

 私たちは、まず第一に、それぞれの被害の原因である、地域を汚染した放射性物質を事故前の状態に戻すこと(原状回復)を求め、次に原状回復がなされるまでの間の精神的な苦痛に対する慰謝料の支払いを求めて、福島地方裁判所に訴えを提起しました。

 多くの被害者が、それぞれの被害の現れ方の違いや考え方の違いなどを乗り越えて被害と立ち向かい、被害をもたらした国と東京電力の責任追及に立ち上がることを呼びかけています。多くのみなさまの訴訟へのご参加とご支援をお待ちしております。


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訴状(冒頭7ページ)

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訴状