2013年度

【原状回復】 裁判所への申し入れ

多くの原告が傍聴できる会場と充実した審理を!

[2013/03/29]

 第1回期日にあたり、以下の申し入れと協議を裁判所に求めました。

1、300人収容できる施設で審理を

 この集団訴訟は、現在800人が原告となっています。これに対し、福島地裁は一番大きな法廷でも、50人程度しか入れません。自分たちの裁判。法廷に入り、審理にかかわるのは当然の権利です。私たちは、少なくとも300人収容できる会場で審理することを求めています。

2、1時間半の審理を

 通常、裁判で第1回目の期日は10分程度で終了します。しかし、この裁判では、国と東電の責任が問われています。第1回期日に際して、訴訟の意義や、被害者の想い、被害の実態について意見を述べ、弁論することが不可欠です。私たちは、第1回期日について、1時間半の審理を求めています。

3、速やかな被害現場での検証を

 今回の原発事故によって、多くの方が様々な形で被害にあいました。そしてその被害の様相は一人一人大きく異なっています。今回の訴訟では、被害を徹底して明らかにしていきます。私たちは、第2回期日以降のできるだけ速いうちに、裁判所が現地に赴き被害実態に触れることを求めています。