第14回期日 大友良英さん講演会、にほんまつ千比呂さんのミニ音楽会
大友良英さん講演会(連続講演会第4回目!)にほんまつ千比呂さんミニ音楽会を行いました。
2015/9/30
「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発事故被害弁護団は、「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟(原状回復訴訟・ふるさと喪失訴訟)の第14回口頭弁論期日にあわせて、大友良英さん講演会、にほんまつ千比呂さんミニ音楽会を行いました。
会場は、文化センター小ホールで行いました。
また、今回の期日にも、かもがわ出版編集長の松竹伸幸さん、おしどりマコ&ケンさん、東京演劇アンサンブルの劇団員のみなさまをはじめ、「原発なくそう!九州玄海訴訟」の東島弁護士、原発事故被害救済千葉県弁護団の藤岡弁護士をはじめ多くの方にお越し頂きました。今後も多くの方のご参加をお待ちしております。
1.大友良英さん講演会「もしあまちゃんの舞台が福島だったら」を行いました。
大友良英さんといえば、NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽家で有名です。連続テレビ小説として、被災地の「日常」を描くことの難しさ、ノーモアフクシマという言葉の衝撃、大友良英さん自身の福島での思い出などをユーモアを交えてお話頂き、生業訴訟での原告の闘いが後の世代の力となるように頑張りましょうと力強くエールを頂きました。
大友良英さんについて
大友良英さんは作曲家・ギタリストです。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」の音楽を担当され、プロジェクトFUKUSHIMAを立ち上げ、様々な活動を行っています。
2.にほんまつ千比呂さん朗読、大宮妙子さん伴奏の「朗読と音楽の贈り物」を行いました。
藤島昌治さんの「仮設にて―福島はもはや「フクシマ」になった」の中から詩を数作品朗読頂きました。仮設で生活をする中から、福島第一原発事故によって生活が全く変わってしまったことなど、被災者の生の叫びが胸を打ちました。
大宮妙子さん伴奏でりんご追分などの歌を歌い、文化センターが明るい歌声に溢れました。
にほんまつ千比呂さんについて
にほんまつ千比呂さんは音楽家・朗読家で、「朗読と音楽の贈り物」の代表をされています。福島第一原発事故前は原町区にお住まいで、事故後避難し、現在は福島市で朗読やピアノの指導をされています。
3.今後のお知らせ
次回の11月17日は、哲学研究者である内田樹さんの講演会と、原告団企画を予定しています。
今後も連続講演会等を予定しておりますので、どなたさまでも是非ご参加ください。