第24回期日
「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発原状回復訴訟は集会、デモ行進を行いました。
2017年3月21日
3月21日、小雨の降る中、福島だけでなく東京をはじめ各地から約1000名の原告や支援の方にお集まりいただきました。
期日の写真は生業弁護団FaccebookにもUPしておりますので、是非ご覧下さい。
「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟の第24回期日が行われました。
2017年3月21日 福島地方裁判所
「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟の第24回目の期日(裁判の日)が行われました。
今回の期日では、原告らのうけた被害と損害、被告らの責任について裁判所に主張しました。
- 被告東京電力は、原告らの被害の社会的広がりについての主張に対する反論、「長期評価」の信頼性に関する原告らの主張に対する反論、結果回避可能性があるとする原告らの主張に理由がないとの主張、中間指針等の限界などに対する原告らの主張に対する反論、ふるさと喪失慰謝料についての原告らの主張に対する反論を行い、被告東京電力のこれまでの主張の総まとめの書面を提出した。
- 被告国は、原告らの損害について被告東京電力と同じ主張をすると述べ、被告国のこれまでの主張の総まとめの書面を提出した。
- 原告らは、外国籍の原告らに対しても国賠法6条の相互保証が認められること、2002年推計に基づいて講じられた防護措置について被告国が監督を怠ったこと、原告本人尋問をふまえた原告らの損害について反論した被告東京電力の主張に対する再反論を行い、原告らのこれまでの主張の総まとめの書面を提出した。
- 裁判所は本件訴訟を結審した。
第2陣訴訟第1回の期日は、平成29年6月12日です。当日はシンポジウム企画を予定しております。多くの方のご参加をお待ちしております。