原告団・弁護団の活動

第22回期日 泥憲和さん講演会

泥憲和さん講演会(連続講演会第11回目!)を行いました。

2016年11月30日

「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発事故被害弁護団は、「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟(原状回復訴訟・ふるさと喪失訴訟)の第22回口頭弁論期日にあわせて、泥憲和さん講演会行いました。
 会場は、音楽堂でした。また、今回の期日にも、千葉訴訟の原告団・弁護団、「原発なくそう!九州玄海訴訟」弁護団、かもがわ出版編集長の松竹伸幸さん、井上淳一監督、東京演劇アンサンブル、劇団さんらんの皆さまのほか、多くの方に応援に駆けつけて頂きました。
今後も多くの方のご参加をお待ちしております。

1.泥憲和さん講演会「自衛隊は南スーダンから撤退せよー軍事力の限界、憲法第9条の可能性」を行いました。

 今回で11回目を数える今回の連続講演会は、元陸上自衛官の泥憲和さんをお招きし、「自衛隊は南スーダンから撤退せよー軍事力の限界、憲法第9条の可能性」というテーマでお話をいただきました。
 安保関連法制とそれに基づく駆けつけ警護の任務で大きく揺れる自衛隊員の心情や、任務の内容とかけ離れた簡素な装備で現地に赴かなければならない実情などを、元自衛官の立場からリアルにご説明いただくとともに、現在の政府が推し進めるいわゆる「積極的平和主義」は、国際紛争の解決にまったく役立たないことを、世界中で平和的活動を行っている日本人の具体的な活動の成果を挙げて、説得的にお話しいただきました。
泥さんは、今回の南スーダンへの派遣には、あの震災ののち、福島県内で多数の避難者のために活動した自衛隊員も含まれている、彼らの命が奪われることはあってはならない、と強く主張され、聴講者の大きな賛同を得ていました。

泥憲和さんについて
泥憲和さんは元自衛官で、現在は集団的自衛権、改憲、人種差別などの諸問題について発言し、全国各地を講演されています。著書に『安倍首相から「日本」を取り戻せ!!(かもがわ出版2014年)』があります。

2.今後のお知らせ

 次回の1月30日は、鳩山由紀夫元首相の講演会を予定しています。具体的な内容については、追って掲載する予定です。
 今後も連続講演会等を予定しておりますので、どなたさまも是非ご参加ください。