原告団・弁護団の活動

第39回全国公害被害者総行動

全国公害被害者総行動

2014/6/4~6/5

 全国公害被害者総行動が、6月4日~5日に開催されました。4日には、対国・東電交渉が行われ、300名もの被害者が福島から参加しました。生業原告団からも、多くの方が参加しました。
 ところが、国と東京電力に対して予め要求項目を伝えてあったにもかかわらず、国と東京電力の対応は全く誠意を欠いたものでした。国は肝心の原子力規制委員が欠席しており、「担当者がいないので事務局を通して連絡を下さい」と繰り返しました。東京電力も、訴訟に関係しないことでも「個別の訴訟に関することなので答えられない」と繰り返すばかりでした。国と東京電力に対して、誠意を持った対応を取るよう、改めて交渉の場を申し入れています。
 5日の夜には総決起集会が日比谷公会堂で行われ、多くの公害被害者が全国から集まりました。生業原告団と弁護団は、今年は太鼓を打ち鳴らして壇上に上がり、エールを交換し、被害救済を求める決意を固めあいました。